2015年06月30日
ジーサンのつくりかた①
こんにちは、鉄路糸です。
やっと、メインアームの解説記事が出来ました。とはいえ、ここにある内容はカスタムした2013年頃のもので、現在は少し変化しています。最新のジーサンの様子は、以前の記事にもありますが、詳細はまた追って記事を作るつもりです。
カスタム内容ですが、以下のようになっています。
・ハンドガードを自作パーツに交換
・ストックを自作パーツに交換
・その他細かいパーツを自作のものに交換
………はっきり言って外装を自作で自分好みにしただけです。何故自作するのか?それは………
①正規のパーツを買うお金が無いから
②「作る」事もサバゲの一部であるから
③誰も持っていない自分だけの銃が欲しいから
目的はだいたいこんなところでしょうか。このブログ的には主題は①以外に無いのですが、この記事では②の製作過程的なものを紹介していきます。
あと、MC51の内部カスタムの情報をお求めの方は、ブラウザバックをお勧めしますw
●ハンドガードの製作
ハンドガードを自作しようと思ったのには理由があります。
・拡張性が皆無であるから(当時夜戦メインだったため、ライト装着必須でした)
・MP5の流用のデザインがなんかイマイチしっくり来ないから
・そのくせMP5には付かないのがムカつくから
・というか ギシギシうるせー!!
拡張性については、市販のレイルを取り付ける事で一応解決を図るとして、それ以外は全て現物合わせの行き当たりばったりで作りました。
そこで、まず取り出したのがこちら。
↑ 「ホームセンターで売っている480mm径の塩ビパイプはMP5のレシーバーにぴったり」という、実生活を送りながら身につけ、実生活で全く役に立たない知識を頼りに、調達してきました。
実際問題、これを適当に輪切りにし、正面から見て「C」の字のように一部を切り取れば、ハンドガードとしては機能するのですが、それでは面白くないので工作していきます。
↑ちょっと加工後。レイルの位置と、クーリングホールの位置を決めました。
↑いきなりほぼ完成の図。
底部にバッテリーを収納するため、干渉する部分をパイプ内部から削り、強度的に脆くなったので外側からL字アングルを接着して補強。
クーリングホールは、実際に穴が開いていた方がカッコいいですが、どうせバッテリーが見えるだけだし、リポへの被弾も無きにしも非ずなので裏打ちして塞いであります。
パイプ後端はエンドキャップを加工して延長し、ハンドガードが本体レシーバーに直接被さって固定されるようにしました。硬性も若干アップしたかな?
本体への固定は、チャージングハンドル下の穴に合わせてパイプに穴を開け、六角ボルトでも通して締めてやればそれなりにガッチリ固定できますが、それだとデザイン的にアレなので、初代クルツの遺品を流用しました。同じHK系なのでデザインの融和性も高いかと。
白いのはエポキシパテです。粘土遊び楽しいです。
↑とりあえず仮設でストック等取り付けた塗装前の写真です。
さて、ハンドガードが一通り形になったので、次はバイポッドの装着機構を作ります。ん?バイポッド・・・?
「なぜ、G3ショーティーなのにバイポッドがあるのだ?!」
「それは・・・かっこいいからだ!」
ミニ電動ガンからこの世界に入り、初めての電動ガンがクルツだった私にとって、ライフルクラスのエモノは初めてです。ライフルといえばやはりバイポッドでしょう。ショーティー?ライフル弾使ってるんだからライフルだろ。
……まぁこれを見て下さい。
↑「どうしてもバイポッドでプローンがしたい!」という夢の前に敗れ、ゴミ箱へ消えていった若き日の過ち達です。 なので、彼らに報いるためにも、今回「実用強度のあるバイポッド」を目指します。
●バイポッドの製作
ということで、過去に何度かバイポッドそのものの自作を試みたこともあるのですが、結論から言うと無理、という事で挫折した過去があるので(そのために自転車のスタンドや折り畳み傘が犠牲になるのは、健全な青少年の育成上よくある事です) 、今回はバイポッドそのものはSG-1の流用です。要求される仕様は、
・本体と着脱可能
・ハリスタイプのようなレイル装着式ではなく、89式やSIGのような銃のデザインに溶け込んでいるもの
・展開状態で銃を左右に旋回可能
というもの。まぁでもとりあえずハンドガードに着けばいいのだ。適当にネジで強めに締めておけばこんなもの……えいっ
あははははははは。ですよねー。
ダイキャスト製のバイポッド基部は柔軟性皆無だったため、削ったりした事もあり無理な取り付けによって瓦解。バイポッドは2本の棒として泣き別れに…
ここで計画頓挫か?はたまたヤフオクでダウナーな気分のまま次を探すか?と思われた矢先、会社帰りにふらりと立ち寄ったホームセンターで良い物を見つけました。
……なんと言えばよいか形容しがたい品物なうえに、興奮のあまり加工前の写真を撮り忘れましたが、調べてみると「隅金」というものだそうです。本来どういう用途で使うのかよく分からんですが、使えれば何でも良いわけです。この穴の間隔が、まさしく私の作ったハンドガードとバイポッドの位置関係にピッタリでしたので。ぐにゃっと曲げたりドリルで穴広げたりしたところ……
↑感動的なまでにしっかり固定できました。おまけに、元の部品より薄く、軽く仕上がりました。もちろん左右旋回も可能。怪我の功名、ここに極めり。
↑収納/展開した状態でちゃんとロックがかかるように、基部に溝を掘り込みました(写真赤色部分)。あとは軸回転を阻害するバリ等を削った(同ピンク色)だけのお手軽工作です。
さて、これで念願のバイポッドが実装されました。バッテリーを収めるだけで良かった塩ビパイプが、遊びすぎてどんどんフロントヘビーになってます。
ちなみにここだけの話、この記事を書いている2015年現在は、バイポッドは主に外して運用していますw
べ、べつに重くて握りにくいからとか、ゲーム中プローンして芋る局面が無い(私アタッカーですので)とかじゃなくて、ちゃんと着脱出来るように設計したから一時的に外してるだけなんだからねっ!
次はストックの製作について紹介していきます。
この記事へのコメント
はじめまして。
こちらの記事を見て、
リューターと塩ビパイプを
購入した初心者です。
MC51を自分好みにしたくて
迷っていたところ、
こちらのG3を発見しました。
質問なのですが、
パテとかはやはり必要でしょうか?
こちらの記事を見て、
リューターと塩ビパイプを
購入した初心者です。
MC51を自分好みにしたくて
迷っていたところ、
こちらのG3を発見しました。
質問なのですが、
パテとかはやはり必要でしょうか?
Posted by カスタム初心者マン at 2017年08月15日 19:54
はじめまして。コメントありがとうございます。
塩ビパイプをハンドガード代わりにするだけなら切削加工だけで済むと思うので、必須ではありませんよ。
ただ、この記事にある写真のように、何か他の部品やパーツを接合したいと思ったら、必要になると思います。
ちなみに私はプラスチック用のエポキシパテを使っています。硬化前なら形を直せますし、完全硬化後もヤスリやカッターで比較的簡単に加工できますよ。
カスタムのご参考になれば幸いです。
塩ビパイプをハンドガード代わりにするだけなら切削加工だけで済むと思うので、必須ではありませんよ。
ただ、この記事にある写真のように、何か他の部品やパーツを接合したいと思ったら、必要になると思います。
ちなみに私はプラスチック用のエポキシパテを使っています。硬化前なら形を直せますし、完全硬化後もヤスリやカッターで比較的簡単に加工できますよ。
カスタムのご参考になれば幸いです。
Posted by 鉄柵路 at 2017年08月27日 13:14