2015年11月03日

10/31 CRA ゲームレポ

 こんにちは、鉄路糸です。

 サバゲーに行ったので、忘れないうちに記録しておきます。

 さいきん仕事の昼休憩で飯を食いに外に出ると、ドラキュラの如く干乾びる熱くも寒くもない大変良い気候で、「こんな日に外でサバゲしたら気持ちいいだろうなー」(HQで干乾びて3ヶ月経ってないのに喉元過ぎればなんとやら)と思いつつ、何だかんだで鯖友と仕事のスケジュールが合わず、「ならば単騎じゃ!」と屋外フィールドの予約を試みるも、考えることは皆同じなのか悉く埋まっており絶望に暮れておりましたが、紆余曲折あり10月中にサバゲというのは何とか叶いました。

 今回はちょっと長いです。長い割に内容が無いのが当ブログ(ほぼ私のサバゲに関する思考記録になりつつあります・笑)、それでは参ります。
  
 

 
 今回は、久しぶりに県内のフィールド、CRAに行きました。

 ここでのゲームはこれで三度目ですが、最後に行ったのは5月(雨天で中止・トンボ返り)、実際に遊んだのが3月以来で、実に半年ぶりです。

 その間にフィールドの様相はかなり変わっていたので、今回のレポートにはその辺りも少し盛り込もうと思います。



 ちなみに、今回は「CRA祭り」なるイベントゲームデーで、ハロウィン(ああ、そういえば最近日本でも言われるようになりましたね。頼むから恋人と過ごす日にすんなよ!地獄はクリスマスとバレンタインデーで間に合っとる!)に関連した「ネタゲーム」を行うとの事。

 なので、集まった方々も思い思い(?)のコスプレをされていました。まぁ日本人がやると「仮装パーティ」じゃなくて「コミケ会場」になっちまうわけですが。

 余談ですが、私個人としてはサバゲ+ハロウィンなら「カウボーイ・ビバップ」劇場版のヴィンセントのコスプレしかないだろ!銃はもちろんガバメントな!ナノマシンとか言ってビー玉投げてもいいのよ!感染してあげる!と思っていたのですが、残念ながら誰もやってませんでした。

 もちろん、私は空気を読まない人間なので、普通の装備で行きました。まぁパンピー目線からしたら、軍装も立派にコスプレなんですがw

 



●今回連れて行った子達

・AKちゃん


 はっきり言って、完璧すぎて書く事ありませんw

 …と思いきや、意外と書く事あったので、別記事にしました。




・グロック妹

 CRAは、インドアほどではありませんが、障害物の密度が高く交戦距離が意外と短めで、かつ地形のアップダウンが割と激しい面もあるので、取り回しに秀でた銃が有利だと思います。

 そういう意味で、ショートレンジでのセミオート戦用にとクルツを所有していたのですが、やはり何かしら欲しい所。

 くるたん復活の急場しのぎではありますが、アイツが帰ってきました。



10/31 CRA ゲームレポ

 G-セルフならぬG-カービン…!!

 事の発端は、そういえば我が家でしばらくゲームに持って行っていない子がいる事に気が付いた事でした。

 グロック妹(電動ハンドガングロック)・・・

 元々、装備共用化のため、グロック姉(ガスブログロック)と冬に入れ替わるために購入したので、今年の三月以降半年以上手にとっていませんでした。

 久々に撃ってみたところ、ガスには及ばないにしろ、リポ搭載のおかげで中々のレスポンスを魅せるグロック妹。せっかくなので、これを利用しない手は無いな、と。

 そもそも、このカービンキットはその昔電動グロック用に買ったものでしたが、ゲーム投入前にグロック(先代)急逝により封印された代物なので、これを期に当初のプランを実現…もとい再挑戦してみました。

 とはいえ、どれだけ弄っても中身は電動ハンドガンですから、あくまでインドア・近距離戦用のエモノと割り切ります。

 とりあえず、クルちゃんの復活プランがまとまるまでは、この形で運用してみようと思います。ガス勢が完全に動かなくなるまでには、元の姿に戻したいところです。 

 で、前回ガスブロを組み込んだ際は、組み込みミス等で散々でしたが、今回は「正直クルツ直さなくてよくね?」と思えるほど活躍してくれました。

 特に今回、CRAにはいつの間にかストラクチャーがかなり増えていて、コンテナやバスの車体を用いた擬似インドアゾーンまであり、交戦距離が以前よりさらに近くなっていました。こう見通しが悪いとスナイパーには厳しいですが、アタッカーには喜ばしい事です。

 さすがに屋外での遠距離狙撃は難しいので、前に出るしかないのですが、銃そのものがクルツに輪をかけて軽いので、接敵もスムーズです。

 こいつの不便なところは、バッテリーの交換および残量計測がクルツ以上に面倒なのと、ホップの調整が同じく面倒なのと、他のエモノと同じようにガンラックに並べた際セフティがかからないという安全上の問題がありますが、いずれもほぼ解決の余地が無いので、受け入れて使うしかないようです。

 あとは、今回お留守番のジーサンから剥ぎ取ったパチコンプを載せていましたが、途中で故障か?と思うほど直射日光下での光量が弱かったのが意外でした。インドアや森では気にならなかったのに。

 しかしフェイスマスクを改良したお陰で今回はBUSでも狙えました。




・MEUちゃん

 今回ご一緒した友人R君所有のMEUが調子悪いそうで、「気温的にまだそれはないやろ、さっき普通に撃てたで?」とか調子乗って言ってたら、普通に調子悪くなりました。言った事はだいたいフラグになる。

 シングルスタックは冷えに弱いと聞いてはいたが、これほどとは…。この日は快晴で午後も気温が上がっていたにも関わらず。最近セカンダリではMEUちゃんばかり使っていましたが、またグロックに戻す時期なのかもしれません。

 


・グロック姉

 一方でグロックはダブルスタックな分やはり冷えには強く、ハンドガン戦で大変活躍されました。

 マガジンも揃ったのでほぼ完全体となりましたが、強いて気付いた点があるとすれば、グロック18なのにゲーム中全くフルオートを使ってませんね(だってアレ当たらんもん!)。こんな事なら最初からノーマルのグロックを買ってても良かったのかもしれません。スライドもいつ割れるか分からないし。 

 まぁ欲を言えば、マルイさんがマガジン共用可能なグロック19を出してくれたら飛びつくんですけどね。





●今回の装備

・チェストリグ+ハーネス&ベルトパッド


10/31 CRA ゲームレポ

 チェストリグは新調したコンドル製。いつもながらブカブカなので、自分の体格に合わせてベルト等寸詰めしました。毎度のことです。

 こいつにプライマリ用ポーチ(G3、AK、MP5共用)を装着してます。

 一方、ハーネスで吊ったベルトにはパッドを装備。ウエスト細すぎでズレ+腰への食い込みを軽減し、かつ拡張性が大幅にアップ。ここに、ハンドガンマガジンポーチ×5(うち1つはP90用…グロックロングマグ用)、ホルスター、ダンプポーチを装着。

 まずハーネスとベルトを装着し、その上からチェストリグ装備します。上と下でプライマリとセカンダリの備品を完全に分化したこの組み合わせにより、ハンドガン戦(グロックカービン使用時含む)時にはチェストリグを脱ぐだけで軽量化+強制冷却が可能です。

 ちょっとこれまでの集大成的な仕上がりですよこれは。すげー使いやすい!

 まぁ、私はいつもサバゲに行くと、ゲーム中や待機時なんかにゲーム慣れしてそうな人の装備をガン見して、いろいろ参考にしているので、無難と言えば無難なありがちチョイスかもしれません。あと、コスプレ的な意味でのリアルさは無いですが、もともと私の装備はPMCという脳内設定ですしサバゲナイズドされているとはいえ私的バトルプルーフもされたものなので、機能美的な意味ではアリだと勝手に思っておきます。

 銃よりも装備に金を突っ込むようになって久しいですが、ひとまずこれが到達点ということで。



・フェイスマスク

 これも今回に合わせて新調。とはいえ、私はここしばらく自作のフェイスマスク装備なので、今回はうまく作れたなーって感じでした。

 マスクにまつわる話は色々とあるので、これはまた別に記事にしたいと思います。
 
 ちなみに、今まではネックウォーマーやスキーマスクを素体として改造したマスクを使っていましたが、今回の素体はコスプレ用マスク。ぶっちゃけ、NARUTOのカカシ先生用のものですw よかった、皆さんに負けず、私も一応コスプレ出来ていたようです(←ハロウィンと無関係)。



 総じて今回は装備を良い感じに出来たので良かったです。

 私にとってサバゲの読後感(違うんだけど言葉出てこないのでニュアンス的に)を良くする一番の要素は、いかに倒したか とか、いかに楽しめたか 以上に、いかにストレスが無かったか なので。そりゃせっかくの休みに金出して遊ぶなら日常でも十分味わってるストレスをわざわざ味わいたくないし、むしろストレスを発散する場なのに逆に溜まったら本末転倒なので、銃も装備もストレスフリーで扱えるのが一番理想ですし、その段階になって初めて「うまく動けた~」「上手に撃てた~」という自己評価が出来ると思ってます。そういう評価基準も含めてあくまで全て自己完結なのが当極貧ブログです。

 そういう意味では久しぶりに少ないストレスで快適にゲームできて満足まんぞく。初戦でいきなりゴーグルが曇った時は私の顔も曇りましたが、ゴミに水滴が吸収されてビトビトになってただけで、拭き取ったらその後普通に使えたので、気になったのはそれくらいですかね。

 ちなみに、そのゴーグルも、空気口を増やして外気との温度差を無くして根本的に曇りを防止するという改造をしたのですが、CRAは風の強い日は砂埃がすごいので、裏目に出たのでした。一筋縄ではいかんぞい。



●ゲームのようす

 ネタゲーム?というか、当日限定のかなり特殊なルールのゲームをいくつかやったので、感想も含めご紹介。



・ゾンビメディック戦

 メディック戦とは、ヒットされたプレーヤーはその場でしゃがみ、メディック役のプレーヤーにタッチされたら復活できるというもの。実際にやったことないですが。

 要は、「こおり鬼」に近いです。

 ルールによっては、タッチから復活までに時間を設けたり、復活させられる数に制限を設けて治療済みのマーキングをしたりもあるそうですね。海外のゲーム動画でもよく目にします。

 復活有りなのでメディック以外のプレーヤーは存分にゲームを楽しめる反面、メディックをいかに守るかという戦略的要素も大きいです。

 次に、ゾンビ戦とは、ヒットされたプレーヤーはゾンビとなり、他の(味方)プレーヤーに触ってゾンビを感染させる、というもの。実際にやったことないですが。

 要は、「ゾンビ鬼」に近い…ってまんまやんか。

 さっきまで共に逃げていた仲間が次の瞬間敵になるという精神的スリルも味わえますが、戦闘が長引けば長引くほどリスクが大きくなるので、最後まで逃げ切るか、いかに犠牲の少ないうちに勝つかが重要です。

 ゾンビメディック戦はこれらをミックスしたもののようで、つまりゾンビの治療薬を持ったプレイヤーがメディック、という設定になります。

 単純な撃ち合い、陣取りといった戦争ゲームより、むしろ先に挙げた様に子供の頃校庭で遊んだ「鬼ごっこ」に近いものがあり、これが年甲斐も無く中々燃えます。

 撃たれた味方を発見して「メディーック!!」と叫ぶだけでもサバゲ的にはオイシイですが、これがゾンビに食われながら「メディ…アッー!!」となるわけで、更に

「俺から…離れろ…!早く!!」

とか

「アイツ…さっきまで仲間だったんだぞ!撃てるかよ!!(注:ルール上既にゾンビになってるプレーヤーは撃てません)

とか、厨二めいた茶番を挟む余地があるのもナイスです(ゾンビものの映画とか実はあんま観た事ない)。

 あと、「メディーック」の叫びが「衛生兵ー!」というより「悟空はやく来てくれーっ!!」のニュアンスに集約されるのが面白いw

 戦略的にも、ゾンビ大量発生(パンデミック)地点の情報共有がそのまま敵侵攻地点の特定にも繋がる上に、その激戦区に限られたメディックをいかに派遣するか、という頭脳戦も各地で見られ……ませんでした。だいたい阿鼻叫喚のパニック映画そのものになってましたw

 ただ、どうせならもっと細かいルールを決めて、遊びなんだけど遊びが無いようにした方が、よりのめり込めたかな、とも思います。

 例えば、ヒットされたゾンビは味方プレーヤーのみ襲って仲間を増やせるのですが、これ、「ゾンビになった時点でメディックが来るまで待機」という最も効率的な手段がルール的には許容されちゃうんですよね。ゾンビのノリが良ければ味方を襲ってくれますが、あくまで襲うかどうかは任意なのです。もちろん、襲う対象も。当然、勝つために動いているプレーヤーにとっては「俺のほうに来るな!」とか「メディックまで歩いていけ!」等の発言も許される事になってしまいます。良くも悪くも勝ち負けのある「ゲーム」ですので。

 早い話、ゾンビになったプレーヤーの負担が大きいんですよ、空気読む的な意味で。脳が機能しないのがゾンビなのに。

 そこで、これを「ゾンビはその瞬間において常に歩行状態を保ち視認可能な最短距離にいる味方に向かって移動しなければならない」と変えればどうでしょうか?ゾンビになったプレーヤーは、何も考えず、ルールに従って味方を襲えますし、味方も「どうして自分が?!」と思わずに済み、余計な心理的トラブルを防ぐことが出来ます。ゾンビがはぶられてぼっちになる危険もありません。

 ただそれだけだと、歩いてくるゾンビから逃げればいい(それでも撃ち合う敵とは別に逃げる対象があるだけでも十分スリルありますが)だけなので、ゾンビは撃ってよい(もちろん痛くないであろう場所を狙って!)事にし、撃たれたゾンビはその場で一瞬足を止める事にすれば、逃げる側もただ逃げるだけでなく「食い止める」という抵抗が出来ます。サバゲ的にはむしろ迫り来るゾンビに通常火器で立ち向かう絵の方が燃えませんか?そうなると一方的に味方から撃たれるゾンビカワイソス ですが、逆に「撃たれたくない!」という心理があった方が、「どうせ治るし疲れたからもうゾンビでいいや~」的なダウナープレーヤーも是正出来るかと。それに撃つ側も味方を「出来れば撃ちたくない!」という心理が自然に働く(身内同伴で来た方は特に)ので、そこまでゾンビがオーバーキルになることもないと思います。

 もちろん、だからと言ってサバゲの本義的意味においてのゾンビをしてはいけないのは言わずもがなですが!

 まぁ、今回は実際その辺りのディティールはノリと気遣いで埋めてくれる紳士たるサバゲーマーさんが多かったわけですが、通常とは違う複雑なルールでやる以上、ルールを消化できずに終わるプレーヤーもいると思うので、私みたいな理詰め人間はついついそういうつまらない事を考えてしまうのでした。もちろん、「ルールに無ければ何してもOK!」という話ではなく、「ルールに従った方がラク」ってだけの話です。



・休戦協定(?)戦

 通常戦なのですが、BGMが鳴ったら停戦モードになり一切の交戦が許可されない状態になります。武器もなるべくホルスター等に収め、敵意をなくします。その後のブザーで再び通常戦再開、というルール。ガチな雰囲気と和気藹々な雰囲気のギャップに萌えるのが正攻法です。

 さっきは鬼ごっこで今度は椅子取りゲームですか?懐かしいよね?って感じです。

 こっちもカオスでしたが、単純に射撃制限時間があるというルールで考えると、インターバルを置きながらの侵攻・索敵・給弾そして攻撃とをうまく分けて戦うのがそれなりに楽しいという一面もありました。

 ただ、「和気藹々ムードからのブザー合図にメキシカンスタンドオフ⇒全滅」というカオスな絵をやりたい人達の悪ノリと、ルール下で普通に戦っていた人達(自分含む)の温度差が結構あったように感じました。ゾンビゲーム以上に。

 なので、「和気ry⇒全滅」という絵をやりたい人達は撃たれるリスクを全く意に介せず停戦モード時に敵拠点近くまでテクテク歩いてきてしまうわけですw

 もちろんルール上、ブザーが鳴れば一網打尽にして良いのですが(撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ!)、向こうがノリで来ている以上、普通にゲームをしている人達も「一網打尽にしちゃうのはなぁ・・・」「アレ撃っていいの?」という遠慮モードになり、早い話ぐだぐだになってましたw

 あと、誰もやっていませんでしたが(大人だしね!)、「停戦中に撃ったらどうなるというルールが無かったので停戦中に撃ちました!倒せば勝ちでしょ」っていう人が出るのでは?これは、停戦中のヒットは双方相打ちになる、撃った側のみヒットとなる等、ちゃんとゲーム的なペナルティが必要だと思いました。基本的に相手を撃つことで進行するゲームで「撃っちゃだめ」と言われて律儀に誰も撃たない(それを期待する)のは、なんというか極めて日本人的だとは思いますがw

 それから、停戦中にフェイントで停戦BGMを鳴らしたり、その逆をやったりしていましたが、「今どっち?」「撃っていいのアレ?」というやりとりが味方との間に自然に生まれる反面、ただプレーヤーを混乱させるだけだった気もします。「今は停戦中でーす」というアナウンスによるフォローはありましたが、前述のように停戦を反故にしてもペナルティが一切無いので、停戦中に間違って撃ってしまった人達はお互いただ気まずい空気になったと思います。

 やりたかった事としては、ブラックホークダウン的な「民間人との交戦は許可されない!」「やつら武器を持ってるぞ!」「撃たれてます!!撃ち返しますか?!」「交戦許可が出ていない!!」みたいな演出だと思うので、ノリはそのままゲームとしての緊張感が維持出来る工夫が欲しかったですね。

 例えばこういうのはどうでしょう。

 侵攻側(米軍パトロール部隊)と防衛側(民間人とそれに偽装した民兵)とに分かれ、防衛側はゲーム開始時点は武器を手にしていない(仕舞う、または近くに置き、両手を上げる)民間人状態で、侵攻側は撃てない(撃ったら自分がヒット扱い)というルールで、侵攻側は復活制限、防衛側は無制限。更に防衛側にリーダーを設定(侵攻側にも告知、というかスタッフが最適)、侵攻側の勝利条件は制限時間内にリーダーを自陣まで連れ帰る、防衛側はその阻止。リーダーは非武装でヒット判定無し、侵攻側にタッチされたら捕縛・連行(タッチしたプレーヤーがヒットされたら開放)となるが、侵攻側に連行中も含めいつでも電子ホイッスルを使用でき、防衛側はその合図で任意に武器を手にし、民間人から民兵(或いはその逆)にクラスチェンジ。ただ、合図があっても民間人のままでいる事もできるので、非武装の民間人を盾に米軍を攻撃するモガディシオの戦いとか良い感じに再現できそうです。

 米軍は統制をとって侵攻と護送ルートを決め、かつ移動し続けるリーダーの位置を情報伝達で把握する必要や、緊急時は非武装の人間かどうか瞬時に見定めて撃つ必要がありますし、防衛側もリーダー護衛だけでなく、民兵状態で米軍を囲っておいて待ち伏せし合図で覆滅とか、民間人のまま米軍と接触しブラフをかませる情報屋を送り込んで撹乱するとか、遊び方や戦術に幅があるので、どちらも緊張感はあると思います。ちょっと米軍不利ですが、そこは防衛側はセミ限定・予備マガジン不可(ゲーム中に弾が切れたら終了まで民間人扱い)にしたり、時間やリーダーの数、復活数を調整すればバランスもとれるでしょう。

 なんて・・・こんな複雑なルールにするなら「お前が勝手に貸切でやってろよ!」って話なんですが、こういうゲームルールを考えるのって好きなので、ついつい妄想が垂れ流れてしまいました。

 


・戦国時代(?)戦

 個人的に、これが一番「解せぬ・・・」と思ったゲームw

 防衛側と侵攻側に分かれる、一見変則フラッグ戦なのですが、非常に奇妙な武器縛り。

 防衛側は弾倉は一つしか持ち込めず、ローダーによる給弾は出来ず、ポケットから直接(!)込める。侵攻側は、ハンドガンのみ可、ただし弾倉には一発しか装てんできない。給弾はポケット(ry

 なお、攻撃側はスポンジ製のカタナを選択可能で、これか一発しか撃てないハンドガンか、のどちらか。復活無限でなかったらただのマゾです。

 ゲームの絵的には「防衛側はせまりくる接近戦野郎をジリ貧になりながらも倒せ!」…ってこれはむしろ私が上で書いたゾンビ戦の図ですがw

 むしろ、関が原の合戦とか第一次大戦みたいな「はなてー」単装銃を隊列組んでどどどどどん⇒突撃してきた兵被弾⇒屍を乗り越えて数でゴリ押し⇒装填の合間にグサッギャー って感じですか?時代劇の見すぎですか?

 うーん。やりたい事は分かるんですが、これって同じ制限下(エアコキハンドガン縛り、銀ダン縛り等)のワンメイクゲーム向きのルールだとは思うんですが、電動ガスエアコキ散弾入り乱れた通常ゲームでやるにはかなり無茶だと感じました。

 何故なら、メインのマガジンがやっぱり多弾やスプリングやいろいろ扱い方が違う中で、一概に「ポケットから」と強制するのはストレスでしかないと思うからです(電動ハンドガンなんかは機構上最初の一発が必ず空撃ちになりますし)。加えて、ハンドガンを持って来ていない人は流石にいなかったと思います(レギュにハンドガン戦有りと書いてあるしね~)ので、だったらどちらもハンドガン縛りで良かったなぁと。そもそも一度ポケットに入れた弾を手で装てんするという内部メカ的にゴミ混入リスクの高そうな方法をルールとして組み込むのもちょっと解せません。

 侵攻側についても、当たっても痛くないスポンジ製とはいえ、棒状のものを相手めがけて振り回して当てるという行為そのものが危険を伴うと思います。斬られても痛くないゴムのナイフが昨今どこでも禁止なのは、「斬る」「突く」行為そのものが危険だからだと思うのですが、やはり、相手に「触ればヒット」である以上、ヒートアップして強引で乱暴なタックルを強行したり、スポンジで斬ったつもりが相手が動いてしまって顔面パンチ、逆に撃とうと銃出したら死角に迫っていた相手の顔面に直撃してガンカタ状態、果ては当たった拍子に銃が落ちて壊れたどうしてくれる!等々のリスクを孕むわけで、基本的にサバゲ(=撃ち合い)である以上「相手に触れない」のが原則ではないでしょうか(ゾンビタッチは歩き縛りだし、メディックタッチまでは申しませんが)。

 そんな感じで色々思う事はあったのですが、じゃあつまらなかったのかというと、これが予想以上に楽しかったですw

 侵攻側でのゲーム時、私はカタナを手にするノリの良い皆さんを尻目に「サバゲに来たんだから獲物は銃でしょw」と単発拳銃で参加したのですが、「撃つ!」→「隠れる!」→「装填!(慌てて手から弾が零れたりする)」というサバゲの基本行動を極めて短いスパンで繰り返す事が出来、かつ「サイトが~」とか「装弾数の違いが~」とかの余計な付加情報が一切無い、ネイキッドな状態で「撃つ!」→「隠れる!」(ry を堪能できる訳です。装備が軽くなるので、移動も軽快。一発撃ってすぐ隠れる、中々にスリルがあります。少なくとも私は「剣を持って突っ込む」より「矢を引き弓を射る」方が断然楽しいw

 そう、子供の頃、ホップアップも予備マガジンも無い輪ゴム鉄砲で、いっぱしの戦争ゴッコに興じていた懐かしさを思い出しました。

 電動もガスも手に入れて、ここでまさか「エアコキハンドガン持って来れば良かった~」と思う事になるとは思いませんでしたよw 戦い方はむしろリボルバー的?





 さて、色々と辛辣な意見も含めて書きましたが、総じて「どこか懐かし」い「遊び」を思い起こされた一日で、楽しかったのは確かです。

 楽しかった故に、一方で物足りないというか、もっと楽しく出来るのになー、という事をついつい考えてしまうわけです。こういう事をつらつらクドクド書く頑固親父な気風は「頭カタイなーおっさんw」と一笑に付され今日び流行りませんし、「ルールでガチガチに縛ったらおもんないし空気読んだらええねん」とか祭りなんやから細かいこと気にせんと楽しめばええやんか~」というのも分かるのですが、ネタな日だから全員にネタを強要するのではなく、「ガチも楽しい・ネタはもっと楽しいというのが理想だと思いますし、つまるところ楽しみ方は人それぞれですからね。あと、ネタ慣れしていないその日たまたま誘われて来た初心者への配慮も、リピーター確保という観点では大事だと思いますし。

 それでも、祭りの最後の締めが「フルオート戦復活無制限」というのは、やっぱり皆が何をしたいのか分かってるなぁ~と思ってしまう訳で。だからこそ、これからも多方向のプレーヤーに配慮した特殊ルールゲームをして欲しいなぁ、と思ったのでありました。

 あ、特殊ルールでもう一つ、「神出鬼没のジェイソンに斬られたらヒット」ってのは面白かったw これがどのルールでもランダムで適用されるのでカオスというかエグかったです。全然関係ないゲームで突然出現したジェイソンにゲームかき回されたりしましたが、私は昔「敵と味方の他に中立戦力があって、戦況によって敵になったり味方になったり、最悪どちらにも攻撃してくる第3勢力ゲリラになるサバゲとか面白くね?」とか考えていたので、こういう天変地異的な不確定要素はゲームのマンネリ防止としてもアリかと思います。というか、ジェイソン投入せず(そこはハロウィンなのでアレですが)バトロワ方式で時間ごとに禁止エリア指定というのも面白いかと。一人ずつ斬る手間が省け、まとめてヒット扱いにできます。

 い、いかん。また妄想が…

 芋ってる味方のケツ叩いて進軍を促すジェイソンとか泣けます…。スタッフの方、お疲れ様でした。

 そして、参加された方、お疲れ様でした。

 男子トイレの水道の蛇口をひねっても何も出てこなかったのが激しくデジャブでしたが、また行きたいですね。




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