2015年07月08日
7/4 PREDATOR ゲームレポ
こんにちは、鉄路糸です。
梅雨真っ盛りのこの頃ですが、雨ニモマケズ、サバゲに行きましたので報告です。
雨天で撃てん!のはもう嫌や!!
ちょっ石を投げないでください!痛い!あっこれBB弾か。ひ、ヒットー!!
茶番はこのくらいにして、今回は少し足を伸ばして三重県鈴鹿市にある「PREDATOR Airsofr Field」 に行ってまいりました。
同行いただいたのは同志S氏。愛知もフィールドこそ出来ましたが選択肢としてはまだ少なく、「待ってても来ないならこちらから出向いて新規開拓しまっか?」となり、私のとっては初の県外遠征となったこのたびのサバゲが実現いたしました。今回も道中安全運転していただいたS氏に重ね重ね感謝です。
これまで私が訪れた「CRA」や「ハッスル」が、インドアやアウトドアの違いこそあれ、人工的ストラクチャーによる市街戦的な味付けのフィールドだったのに対し、「プレデター」はまさに某映画よろしく自然物中心のフィールドです。とは言っても亜熱帯の鬱蒼とした「森」ではなく、どちらかといえばヨーロッパによくある針葉樹林の「林」に近いフィールドです。隊列を組んで山狩りがしたくなりますね。
広さ…というより細長いフィールドなので「奥行き」ですが、そこそこあります。途中の木々もあるため、開始早々に互いのリスポーンに射線が通るようなことはありません。今回は10名ほどの少人数でゲームを行いましたが、実際多くても30名前後が適正人数と思われます。
当日は予報では終日曇りであったものの、そこはやはり山の?天気。到着してから一日中しとしとと降り続き、惜しくも「雨戦」となりましたが、集まった皆様の熱意に押され雨も激しくはならず、結果的に時間一杯までゲームをさせていただきました。もちろん毛先からつま先までびしょ濡れですが、その雨も後半には(麻痺して)心地良ささえ感じるようになり、梅雨のジメジメ感も相俟ってさながらナム戦気分でした。実際、セフティーのテント下では雨音がバタバタと強く聞こえるのですが、森に入ってしまうと不思議と気になりませんでした。足場は、腐葉土質の地面のお陰で、以外にもそれほどぐちゃどろにはならず。
慣れない足場と遮蔽物でのゲームで、会敵距離もそれまでのCRAやハッスルより当然長く、敵の隠れるポイントも人工物のそれとは違ってくるため、慣れるまで非常に大変でしたが、新鮮な気持ちで楽しくゲームできました。スタッフの皆さんも気さくに話しかけてくださり、昔少人数の仲間内で和気藹々とやっていたサバゲを思い出しました。腕を磨いて是非また挑戦したいです。
●今回のクルちゃんの様子
今回もいろいろと弄ったのですがそれはまた別の記事で(毎回恒例の引きw)。
今回もセオリー通り、初めてのフィールドの足慣らしに使用。しかし、如何せん初速77のクルちゃんでは、このフィールドの交戦距離とブッシュに対しては相性が悪く、最初の一戦でお散歩のお供になっただけに終わりました。まぁ、インドアや市街戦向きの装備と割り切るしかありませんね。それとも突っ込みが足らんか?
●今回のおじいちゃんの様子
今回のサバゲに向け、とある方のブログを参考に、初速を85まで回復。これでマルイ製平均値まで戻りました。それはまた(ry。おじいちゃんもリハビリ病院に転院して頑張れば、まだまだやれるんです。ということで、今回はメインで使用しました。
これと言って致命的トラブルは無かったのですが、弾道や飛距離という点で今ひとつ信頼できない結果となりました。このあたりは今更ながら、G3シリーズの硬性の無さを実感します。今まですぐ近くに味方も敵もいてドンパチワイワイやっているゲームと違い、今回は雨雫の滴る音だけをBGMに沈黙のアンブッシュを強いられる戦いだったため、その中で私が少し姿勢を変えた途端に「ギシッ…」としなる音が殊更目立ちます。外装はあらかた弄り尽くしたG3ですが、実用面においても内部的で目に見えないカスタムをしていく必要がありそうです(むしろそっちを先にしておくべきでは?)。
あとは懸案のサイティングデバイス。ゼロイン時間がとれなかったとはいえ、パチコンプも大概にしないといけませんね。極貧ブログの趣旨と逆行しますが、安物買いの銭失いを繰り返すより、思い切って実銃用を買ってしまおうか…などと不覚にも思ってしまいました。鎖のように頑丈な財布の紐が、ふとした瞬間にくたびれた赤白帽子のゴムみたいに緩んでしまう、危険な思想ですね(白目)。
結局、「おじいちゃん歩けるじゃない!外出許可は出ないんですか?え?視力が悪すぎて前が見えてないから危険?」というお話でした。
●今回の私の様子
うーん、正直に言って今回は色々と課題が見つかりました。実は、今週末にはHQ参戦が決定しているのですが、その課題の多くがそれまでには片付かないようなので、ちょっとヤキモキしています。。。
今回は、元々同じチームで見えていた方々が相手チームにいたこともあり、相対的に連携・コミュニケーション不足の問題も感じました。それはもちろん私自身の「ほうれんそう」が出来ていないという社会人的な意味もあるのですが、ここではゲームに限定した範囲で、少し自己分析してみます。
①銃がへぼいのでは?
まぁ昔からそうですが、今や周りが次世代や海外製フルメタルばかりだと、どうしても銃のせいにしがちで、同時にその反骨精神がカスタムのモチベーションにも繋がるので、一概に悪い感情でも無いのですが、結局銃を扱うのは人なので、今回は使い手と銃の問題とは切り分けて考えたいと思います。
②単純に射撃がへたっぴなのでは?
で、その射手の技量なのですが、
実際、今回のゲームで、20メートルくらい先のブッシュ越しに匍匐前進しているプレーヤーを見つけて発砲した局面があったのですが、意外と近くにいた事、そのプレーヤーが自分に気付かずフラッグに猛進していた事、味方が減って覆滅気味だった事もあって浮き足立ってしまい、9発ほどバーストで撃ち込んだのですが、ブッシュに弾かれたのか、そもそも見当違いの方向を撃っていたのか、ヒットがとれませんでした。赤い彗星的に言うと「外した!?ちいぃ…!!」といったところ。冷静に狙えば当たる場面で平静さを欠くのは、まだまだ経験が足りないのだと思います。だってだってついつい興奮しちゃう!
③そもそもちゃんと動けてないのでは?
動けていないと思う理由は二つ、「単純に移動という意味で動けていない」という点と「動き方がなっていない」という点です。
前者は、簡単に言ってしまえば足が遅い!体力が無い!いつもゲーム後のセフティーで私が無口なのは、もちろんシャイで人見知りなのもありますが、単純に息が上がって喋れないだけですw
ぶっちゃけ、私は生まれてこの方「スポーツ」と名のつくものはほとんど苦手な生粋のインドア野郎でして、この問題は以前の記事でも解決を試みたのですが、やはり所詮付け焼刃、基礎体力が絶望的に足りてません。高校時代に「モヤシのまま青春を送るものか!運動部に入ってやせマッチョでモテモテだぜ!」と
そして、今回私は自分の体がかなり重く感じられました。
何故重いと思うのか?帰り際、家まで送り届けていただいたS氏が車から私のガンケースを降ろす際、「何でこんなに重いん?」と言っておられました。確かに、二挺持って行ったとはいえMC51とMP5Kですから、そんなに重いはずはないのです、たぶん。ならば、考えられるのはマガジン等別の荷物が重いのでは?という点。
確かに、ゲーム中の他プレイヤーと見比べた限り、戦力(弾数)の割に私が明らかに装備過剰なのは、多弾を持たずノーマルマガジンを持てるだけ持つというプレイスタイルの違いに因るものも大きいのですが、そのマガジンも中華のプラ製で統一し、なるべく重量負荷にならないようにしているつもりです。しかしながら、心配性の私は「あ、これもあったら役立つな!」「これも要るな!」とついつい余分な荷物が増えるタイプの人間です。実際にそれらが役立つ局面は、ただのデッドウエイトで終わる場合の半分にも満たないことでしょう。マグチェンジしてまでグロックを撃つほど生き延びる事もないのに、予備のつもりでMEUまで差してるあたり、完全に誤った筋トレです。
↑乾燥中。MOLLEフル活用!いやーこれをあれこれ付け替えてる時間が楽しいんですわ…。コンドル率上昇中。
結局、それら全てを身に着けると、自分の想像以上に重くなっており、体はそれに対応しきれていない、というだけの事かもしれません。「せっかく買ったんだし」という心を抑えつつ、身の丈に合った装備の取捨選択をする必要がありそうです。
あと、今回敵チームの方がやたら匍匐前進を有効活用されていました。当方シッティングで索敵中、私の股間のセカンダリウェポン
他の要因として、慣れない足場のせいで重く感じただけ、というのもあるかもしれません。実際、装備や服も雨を吸って重くなってましたしね。
で、体がダメなら、頭を使いましょう。という事で、じゃあ効果的な動き方が出来ているか?という次の論点ですが。
出来てません。速攻でしんでしまいます(^o^)
というのも私はいざゲームが始まると、ほとんど何も考えず野性の感覚だけを頼りに行動しています。その結果が一発も撃たずの「ヒットー!」なのですから、だいぶズレた感覚のようです。私が野生動物に生まれていたら速攻餌食なわけで、私を人の子に産んでくれたお母ちゃんに重ね重ね感謝です。
もちろんアドレナリンハイになっているという局面もありますが、そこを少しだけ理性で抑えて、もう少し「このまま行っていいのか?」「今撃っていいのか?」等吟味してから行動を選択するようにしたいですね。とはいえ、優柔不断な私は考え込んでいるうちに一発も撃たず「ヒットー!」なんて事にもなりかねないので、そこそこ人間らしい「筋書き立った」動きが出来る、少なくとも「なんであの時そうしたの?」と問われて説明できる程度に気をつけて行こうと思います。
あとは、咄嗟の瞬間において考えを巡らせる時間というものはあまりに足りないので、ならばせめてすぐにライブラリからロード出来るように、日頃からイメージトレーニングしておくのも効果的かと思います。自動車運転における危険予知トレーニングみたいなものですね。経験則を多く持っておけば、いざという時一から考えずに済みそうです。
まぁ、このブログの左の方に「勝ち負けは気にしません^^」的なプロフィールを書いておきながら、こんな事を延々書いているのもアレですが、結局のところ、それが「ゲーム」である以上、その楽しさに勝ち負けの要素が影響するのは当然であり、「どうせやるなら勝った方が楽しいよね」という欲も少なからず出てきてしまうわけです。
ではどうすれば勝てるのか?それを考えていく過程もまた、「勝つ」事とは別の楽しみでもあると思う(実際これ書いている今すごく楽しい!)ので、焦らず(かつ味方の迷惑にならない範囲で)ゆっくりと探っていこうと思います。
っていうか、サバゲの日からずっと雨で装備もブーツも一向に乾かない!週末間に合うのかこれw
Posted by 鉄柵路 at 22:20│Comments(2)
│ゲーム記録
この記事へのコメント
MC51系をベースにするならプラフレームでも剛性は十分に確保できますよ。
カスタムパーツに頼らなくてもバレル基部の部分のダイキャストパーツとアッパーフレーム内側の隙間にパテを充填して隙間なく固めるだけで十分に剛性が出ます(PDIのチャンバーブロックやG3SASのバレル基部も同様な構造です)
分解も考慮しなきゃならないのでパテ充填前にアッパーフレーム内面と基部ダイキャスト外面側とモナカ構造の中心線には食品用ラップで一皮かぶせるとパテ硬化後に分離出来るようになるので メンテナンスの支障もありません。
あとはコッキングチューブ内に16ミリ金属パイプを通せば実用十分な強度が出せます。
G3のチャンバーは電気なまず等の長掛けホップが加工無しの最大長で使えるのでホップ周りのカスタムの幅も広いです。
自分が通常使用してる弾にあわせてホップ周り煮詰めれば十分に命中精度向上も期待できます。
結論・・・G3は内外装共にカスタムベースとしていじりやすいです。
ご参考までに。
カスタムパーツに頼らなくてもバレル基部の部分のダイキャストパーツとアッパーフレーム内側の隙間にパテを充填して隙間なく固めるだけで十分に剛性が出ます(PDIのチャンバーブロックやG3SASのバレル基部も同様な構造です)
分解も考慮しなきゃならないのでパテ充填前にアッパーフレーム内面と基部ダイキャスト外面側とモナカ構造の中心線には食品用ラップで一皮かぶせるとパテ硬化後に分離出来るようになるので メンテナンスの支障もありません。
あとはコッキングチューブ内に16ミリ金属パイプを通せば実用十分な強度が出せます。
G3のチャンバーは電気なまず等の長掛けホップが加工無しの最大長で使えるのでホップ周りのカスタムの幅も広いです。
自分が通常使用してる弾にあわせてホップ周り煮詰めれば十分に命中精度向上も期待できます。
結論・・・G3は内外装共にカスタムベースとしていじりやすいです。
ご参考までに。
Posted by TETSU at 2015年09月02日 22:26
非常に詳細に書いてくださり、ありがとうございます…!!
特に、PDIのブロックは中々流通がなくて諦めていたので、そんな方法があったのか、と、大変勉強になりました。今度材料を揃えて挑戦してみようと思います。
コッキングチューブの補強は、レバーとポートの機構をなんとか殺さずに実装出来ないかと苦悩中です。
ギシアンにめげずに弄り倒してやろうと思いを新たにいたしました…!!
特に、PDIのブロックは中々流通がなくて諦めていたので、そんな方法があったのか、と、大変勉強になりました。今度材料を揃えて挑戦してみようと思います。
コッキングチューブの補強は、レバーとポートの機構をなんとか殺さずに実装出来ないかと苦悩中です。
ギシアンにめげずに弄り倒してやろうと思いを新たにいたしました…!!
Posted by 鉄路糸 at 2015年09月28日 21:44